大気汚染ワーストワンの交差点は、東京都板橋区の「大和町」交差点だそうです。
大和町交差点は、国道17号、環状7号線、首都高速5号池袋線が立体交差しており、1日の交通量は約24万台。
二酸化窒素濃度は全国ワースト1、浮遊粒子状物質は全国ワースト3と大気環境が極めて厳しい状況。
そこで、首都高速道路公団は、東京都板橋区にある大和町交差点の沿道環境を改善するための工事に着手する。
いままで、道路センターラインに吸気口を設け光触媒による排気ガスの浄化などを行ってきたが、さらなる環境改善が必要と判断した。
今回行うのは、交差点の一隅にある銀行跡地を緑化するというもの。緑化のほか、現在残っている銀行施設を解体することで、大気の拡散効果も期待される。今回の対策により、大気環境が最大で1割程度改善されるものと考えられているそうです。