WRCといえば、国産メーカーでスバル「インプレッサ」、三菱「ランエボ」が有名ですが、ここに来て、スズキが注目を集めだしています。
スズキといえば、軽ナンバーワン、ワゴンRに代表されるメーカーで国内では、スポーツメーカーという印象はほとんどありません。
ですが、海外、特にWRCが盛んな欧州では、WRCの下のクラスJWRCでのスズキ「スイフト」の活躍で、日本以上に評価がすごく高い。
スズキのスイフトのスポーツというグレードは、国内でもレースドライバーなんかから、市販車での、コンパクトスポーツカーとして、高い評価を得ていますし、欧州では、ランエボ以上に、レース車に近い仕様の車輌が手に入ることで人気があります。
それで、ここに来て、スズキがWRCにステップアップする為と思える新型車輌「SX4」が、もうすぐ開催されるジュネーブモーターショーで発表される。
新設のスーパー2000シリーズに参戦するとの見方もされており、今のところ今後の展開は不明なんですが、JWRCでの活躍を上のクラスでも再現して軽自動車だけじゃない、スポーツのスズキとして頑張って欲しいところですね。
自分が、免許取立ての頃は、ボーイズレーサーと呼ばれる、コンパクト(小型)スポーツカーが沢山あったんですが、現在は寂しい限りですね。
「SX4」は、新型クロスオーバー車としてフィアットと共同開発。
「X-OVER REVOLUTION(クロスオーバーレヴォリューション)」を開発コンセプトとして、スイフトの開発を通じて発展させたスポーティコンパクトカーにおける「革新」と、エスクードを始めとしたSUV分野における「伝統」をクロスオーバーさせ、スズキが得意とするコンパクトカーのDNAを受け継いだモデルとなっています。
量産車としては、オフロードテイストの「SX4・アウトドアライン」と、より都会的な「SX4・アーバンライン」さらに、レース仕様に架装した試作車として「SX4・WRCコンセプト」が出展されます。
今後の市販化と、どのようにレースに参戦していくのか?
楽しみな1台です。
過去のスイフト関連
【ちょっと寂しい】女性向け軽・コンパクトカー市場